おむすび権米衛

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契約農家さんの声

金沢大地

石川県金沢市|コシヒカリ

「お米作り」は「土作り」

「金沢大地」の社名に象徴されるように、何よりも大事にしているのは土作りです。金沢平野はもともとミネラル分の高い土壌ですが、25年前から自家製の堆肥と貝化石粉末を入れ続け、土を育ててきました。土が肥沃になってきた10年前からは、投入するのは堆肥だけになっています。堆肥は、自社の田んぼでとれたお米のもみ殻と、自社の田んぼでとれたお米を食べて育った鶏糞を混ぜて発酵させたものです。ちなみに、過去15年間に入れ続けた石灰は、隣接する富山県の鉱山から採掘されたものでした。目に見える循環の中で、出所の確かな資材を使い、できるだけ自然に近いシンプルな土作りによってお米を育てています。

秘伝レシピで丈夫な苗に

田んぼの土だけでなく、苗を育てるための培土にも手間ひまをかけています。苗が培土で過ごすのは、田植えまでのわずか約20日間だけですが、田んぼに移植してから丈夫に育つように、苗の段階で根をしっかりと張らせる必要があります。そのためには、購入した培土ではなく、手作りした培土でより苗にとって良い環境を整える必要があります。試行錯誤の末、10年かけてようやく開発したのは、近隣の山土ともみ殻薫炭とピートモスを独自の配合で混ぜた秘伝の培土レシピです。丈夫に育った苗は平野部に広がる田んぼに植え、奈良岳を源とする水系の用水と、昼夜の寒暖差によって、しっかりと“金沢の大地”に根を張って育ちます。

お客様に向けてのメッセージ

おむすび権米衛さんの取り組みは、日本の水田農業を持続可能な生業にするために必要不可欠です。おむすび権米衛さんのおむすびを召し上がっていただくことが農村の活性化につながり、日本の根っこである地域農業を持続可能なものにすることを知ってもらえたら嬉しいです。

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