おむすび権米衛

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契約農家さんの声

佐藤農園

秋田県大館市|あきたこまち

田んぼを歩いて地中を知る

田植えから2カ月間の稲は“赤ちゃん”なので一番手間がかかる時期。だからこそ、稲の健康状態の確認は欠かせません。田植えから2〜3週間後に田んぼの中を歩くとプクプク…と泡が出ることがあります。この泡の正体は「硫化水素」です。前年度の稲刈り時に田んぼに残った稲わらが発酵することで発生し、稲の根を腐らせる原因になるのです。そのため、プクプク…という反応が見られた田んぼや、苗の葉色が薄く元気がない田んぼは、水を止めて1日ほど土を乾かし、硫化水素を抜いています。

稲の生育環境を数値で把握

日々の水管理は計250枚以上の田んぼを1枚1枚見て回ると半日以上かかってしまうのが現実です。そこで、一部の田んぼには水位が下がったら知らせてくれるセンサーを導入しています。水温も計測できるため、どういう温度帯で稲が育っているのかを把握することができます。稲の生育環境を数値で知り、収穫後の収量や食味と照らし合わせ、そのデータを集約して分析していくことで、稲にとってより良い環境を作り、おいしいお米を作ることに役立てています。

お客様に向けてのメッセージ

おむすびを食べるときは数口ですが、そのお米は4月から10月まで7カ月間かけて育っています。そうした背景も感じていただきながら食べていただけるとよりおいしくお召し上がりいただけると思います。丹精込めて作ったお米をぜひご賞味ください。

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