契約農家さんの声
富根ファーム
秋田県・二ツ井町|あきたこまち
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おいしさの決め手は「ずんぐり苗」
春先になると田植えに向けてビニールハウスの中で苗を育てますが、近年では気温が高くなっています。そこで、苗にとって心地よい環境を整えるために、ドローンを飛ばして上空からビニールハウスに遮光剤を塗装しています。目指しているのは、短くて太い「ずんぐり苗」です。稲の体を強くするケイ酸を多く含む資材を使って、足で踏んでもすぐに起き上がってくる丈夫な苗を育てています。「ちょっとさみしいかな」と思うくらいの短い苗のほうが、田植えをした時に土にしっかりと根を張ってくれます。
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「収穫後」が味を決める
おむすび権米衛さんに出しているお米は、地元で「おいしいお米ができるエリア」として評判の奥羽本線沿いの田んぼで作っています。このエリアの田んぼは、粘土質でミネラルが豊富です。そして、おいしく作ったお米をおいしい状態でお客様に届けるためには、収穫後から出荷するまでの管理がとても大事だと思っています。収穫したもみを乾燥させる際は、一気に乾燥せずに一度機械を止め、3時間ほど置いてから再び乾燥させ、さらに乾燥後は最低24時間置いて放熱させています。こうすることで、水分のムラが少なく、お米の割れを防ぎ、もみ殻がつるりと外れやすくなるためお米の表面がきれいになります。お米の味わいを決めるのは田んぼの中だけではないのです。
お客様に向けてのメッセージ
若者だけの法人です。これからもがんばっていきます。

