おむすび権米衛

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契約農家さんの声

つちや農園

福島県猪苗代町|ひとめぼれ・カミアカリ

「老化していない苗」がゴールを決める

目指すのは、細くて白い根が多く、茎と葉が太くて硬く、葉数や背丈のそろいが良いコンパクトな苗。こうした「老化していない苗」は、田植えした時に土への活着が良く、初期の生育が抜群です。この苗を作るために、種もみを水に浸ける際はエアレーションシステムを使って酸素を供給し続けたり、種まき後は天然のミネラル肥料を与えたり、成長ホルモンを出すためにローラーで苗踏みをしたりと、苗の生育に良い環境を作っています。長年続けてきた湛水の育苗方法を変え、散水する「畑育苗」に変えたことも、強い根を持った「老化していない苗」の実現に不可欠でした。田植え後のスタートダッシュはゴールまで影響するため、苗作りは重要です。

楽な選択よりもおいしく育つ選択を

秋の収穫後は、土作りのために有機質肥料・発酵豚糞堆肥・天然ミネラル肥料を入れて耕運。春には稲の根を守るために粘土鉱物を入れて2度耕運します。春に肥料を一切入れずに夏に3度の追肥を行うのは、春はしっかりわらを分解させ、夏以降に米粒の実りをしっかりと充実させるため。田植え後は深水で管理すると抑草できますが、稲に負担をかけないように水位は5cm目安に。その代わり、除草は4〜5回としっかりかけます。生育後半は根に酸素を供給して伸長を促すために「飽水状態(※)」で水管理。そのためには、溝を切って田んぼの中に水路を作る作業が必須です。地上から見えない根の状態には特に耳を傾け、おいしさのために手間暇を惜しみません。
(※)地表に水はないものの土には十分に水が含まれている

お客様に向けてのメッセージ

ハッピーな気持ちで作ったお米を食べてハッピーになっていただけたらハッピーです!

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